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痛みに鈍感な方は治療期間がながくなります。

日々治療をしていると歯の痛みに敏感な方と鈍感な方がおられることに気づきます。

実際は、歯だけではなく歯茎だったりほっぺたの粘膜だったり、結局私たちが

直接診療で触れるお口の中全体が、鈍感派か敏感派に分かれてしまう気がします。

当然敏感な方はお口の中の変化にすぐに気づくし、鈍感な方は気づきにくくなります。

 

敏感な方は時間が合えばすぐに歯医者を受診されますが、鈍感な方は虫歯があっても口内炎ができていても

なかなか自覚がないことが多いものです。虫歯は放置していると勝手に治ることはない病気ですからどんどんと広がっていきます。

ようやく痛みを自覚された時には神経の治療をせざるを得ない場合がほとんどです。

 

敏感な方だと1本の歯だけの治療で終了できて2回か3回の通院のところが、

鈍感な方は神経の治療となりますから1本の歯の治療で6、7回位。しかも本人が自覚されていない虫歯が他にも絶対にあります。

ということで治療の回数も期間も長くなります。

 

どちらがいいのかというと敏感な方のほうがいいような気がしますが、自分では自分がどちらなのかがわからないんです。

鈍感な方ほど歯科医院での定期検診がとても大事になります。

 

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