今年の3月の『歯を抜いた後は…』でもお話ししたように、抜歯となって歯がなくなってしまった場所には
人工の歯を入れなければなりません。その方法はこの世に3つのタイプしか存在しません。
ブリッジか入れ歯かインプラントか、です。
インプラントは顎の骨の中にネジを埋めてそこに人工の歯をつける方法ですが、困った事に健康保険の適応では
ありません。このインプラントについては皆さんよくご存知だと思うのですが、健康保険の適応である
ブリッジと入れ歯を勘違いされている方がたま〜におられます。 今日はこのお話です。
簡単に言うと、ブリッジは完全に固定されていて取り外しができなくなっています。
まるで自分の歯のようにお手入れもいつもの歯ブラシや歯間ブラシ、フロスでOKです。
しかし入れ歯はご自身で外して就寝時には水の中に保管してもらうことを推奨しています。
本当は毎食後も外して洗っていただくのが正しい使い方となります。
ご自身で取り外しができる事が入れ歯のメリットでもあります。どんなに適合のいい入れ歯でも
食事中は動かしますので食べカスが入り込むものです。
どうでしょうか。勘違いをされていることを正しく理解を深めていただく事も僕達の仕事です。
今までの常識を書きかえないといけないので大変ですが必要なアップデートですのでお付き合いくださいね。