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怪我をして歯が抜けた!

 今年は桜の開花が遅かったので満開の中で入学式を迎えた方が大勢おられると思います。

ご入学おめでとうございます🎊

 小さな小学生にみられる怪我の一つに歯の外傷があります。

鬼ごっこやボール遊びで転んだり、お友達の頭と口がゴッチンコしたり、ブランコや鉄棒から落ちたり

そんな時に歯をぶつけて最悪の場合抜けてしまう事があります。

学校であれば保健室があるので抜けてしまった歯を入れる専用の保存液がありますが、お家の中や外で

受傷された場合には抜けた歯の乾燥を避けるために牛乳や食塩水、最悪の場合には親御さんの口の中

(舌の下に入れて)歯医者さんに急いで下さい。

抜けた歯の根っこの周りには歯根膜というまるでクモの巣の様な繊維性の膜がこびりついています。

コレが大事です。歯はこの歯根膜があるから骨とくっつけるのです。

この膜が乾燥してしまうと骨とくっついてくれなくなるのです。寿命は約30分!

急いで歯医者さんに電話してその旨を伝えて下さい。なかなか難しいです😓

ケガをして泣いてるのに手足の傷もあるのに、さらに電話したり。

難しいのですが寿命があるのでやるしかないのです。

しかしとりあえずは40分たっていても1時間たっていても歯医者に急ぎましょう。

 

 今回は歯が抜けてしまった場合をお話ししましたが。欠けてしまったり歯並びがずれてしまったり、

  1. 色々なケースがあります。いずれもとりあえず歯医者さんを受診しましょう。
  2. どの歯科医も外傷の歯を治療した経験があります。小さなお子さんがケガをして歯医者に来ていたら

待っている患者さんも優先して順番を譲ってくれるはずです。

安心しておこしください。

 

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