まだまだ暑すぎる日が続きます。夜は眠れていますか?
僕たちが子供のころと最近の暑さは全くベツモノになりました。これが地球温暖化の影響なのでしょうか?
さて今回は熱中症とお口の関係についてです。
身体の水分量は成人で体重の約70%といわれます。熱中症で話題になるこの水分は、汗として体温調整に利
用されます。汗をかいて水分が皮膚から蒸発する時に熱が奪われることで体温を一定に保つことができるわけで
す。この水分の摂取と排出のバランスがいい時は問題ないのですが、たくさん汗をかいたのに水分が足りていない
と脱水症状=熱中症となります。人は体内水分量の5%を失うと脱水症状となり、20%で命を落とすといわれます。
脱水症状は進行するまで症状が分かりにくくめまいや頭痛、吐き気などがでると実はかなり症状が進んでいることも
あります。またお口の中は乾燥状態で口全体が渇き、舌の表面が赤くひび割れたように見えます。唾液も出なくなります
から虫歯や歯周病、口臭の原因になります。高齢の方は汗をかきにくくなったり、夜のトイレが億劫で水分を控えたりして
熱中症になりやすかったりします。家の中にいたとしても水分、塩分の補給が大切です。