歯の命である神経を除去したのに痛い時がありますよね。
硬いものをかんだ時とか歯ブラシ🪥があたった時、
また何もしていないボケっとしている時=安静にしている時などに
急に痛みが出る事があります。これはその歯🦷が痛んでいるのではなく
その歯🦷が植っている骨や歯茎などの周りの組織が痛んでいるのです。
この痛みが治療中にでてしまう事もよくあります。
患者さんの希望により私はこの時に麻酔を使いますが
実は、押さえて痛いという症状には麻酔は効きにくいものです。
ですから、患者さんの『痛い』という気持ちに麻酔をしている。というのがその意味になります。
具体的な治療方法としては、かみ合わせを調整して根管治療をする事になります。
骨の周りで炎症が著しい場合は抗生剤など、のみ薬💊も必要かもしれません。
痛みがある中での治療は患者さんにとって非常に辛く苦しいものです。
私も正直やりたくないです。痛い歯を触る事は患者さんとの信頼関係を壊してしまう可能性もあります。
それでも治療しないと、その方は今晩痛みで眠れないかもしれない。痛みで目が覚めるかもしてない。
心を鬼にして治療します。やらなければならないのです。
年に数回そんな日があります。