大阪もいよいよ梅雨明けです。天気予報では34度を超える予報が続きますし、
熱中症警戒アラートも出て、いったいいつ外出すれば良いのか迷いますよね。
今回は熱中症とお口の中の関係、特に舌についてお話しします。
当院で定期健診を受けていただいている患者さんはご存知ですが、
健診の際必ずチェックする場所に舌があります。
9割以上の方々は健康色(ピンク色)で
表面の性状も問題なし(ぶつぶつとした突起があり、白い苔がうっすらと付いている)
また常に唾液がある場所なので潤いがある
以上が健康な舌の特徴です。赤ちゃんや子供さんの舌を見ていただければわかりやすいかと思います。
一方で熱中症🟰脱水の方の舌は潤いが少なく、やたら赤いのが特徴です。極端に白い苔も少ないですし、
何より雷のように多数の亀裂が入ります。
自覚症状がないため、鏡でのぞきこまないとなかなか自分ではわかりません。
溝がある為不潔になりやすいですし、細菌が繁殖しやすいので口臭の原因にもなります。
すぐに改善するわけではありませんが、日々の水分補給とお口の中を清潔に保つことが大切です。
自分ではなかなか気付きにくい舌のお話しでした。是非歯医者さんで健診をしてもらいましょう。